1-105
共振回路を用いたインピーダンス計測による耐火被覆面からの柱・梁端部損傷部検知の検討
○石川和己・芳賀 昭・大沼亮輔・石川大貴・小形裕弥(東北学院大学)・鶴田壮広・山崎慶太(竹中工務店)
兵庫県南部地震では、鉄骨構造物にも大きな被害が生じた。鉄骨構造部材は一般に耐火被覆で覆われており、鉄骨に大きな損傷が生じても、耐火被覆には割れ・剥離が生じないことが多く、外観からは鉄骨の損傷を検査できない。耐火被覆を除去せず、この上から損傷部を検知できる技術が望まれている。文献によると柱・梁接合部の損傷は梁端フランジの溶接部に多く生じることから、梁端フランジと柱の継手部分の破断を模擬した試験体と比較用として平板鋼材破断を模擬した試験体を製作し、共振回路を用いたインピーダンス計測法を用いて、耐火被覆の一般的な厚みである25-80mm程度離れた位置からの破断検知を目標に検討を行った。