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赤外線二次元ロックインアンプを用いた建造物の非破壊検査
◎新海直人・田中康寛(東京都市大学)・安井元昭・前野 恭(情報通信研究機構)
東日本大震災の発生により、東北地方を中心とした地域の建造物は、全壊・半壊となった22万5千戸に加え、外見からは認知できないダメージを受けたものが多数存在すると指摘されており、それら被災建造物の隠れた劣化状態を容易に把握できる非破壊検査技術が注目されている。そこで我々は、赤外線映像装置を用いた温度分布計測に基づく非破壊検査システムを開発した。本装置は、二次元ロックインアンプ処理を行うことにより壁面の100 mK程度の微小温度変化も観測することができ、広範囲にわたる壁面表層の欠陥が、短時間かつ詳細に検出可能となる。