電気学会全国大会講演要旨
1-095
PMUの校正と不確かさ要因に関する検討
◎昆 盛太郎・山田達司(産業技術総合研究所)
Phasor Measurement Unit (PMU)はGPS等からの時間情報を用いて各地点の同時刻における電圧フェーザ、電流フェーザなどのデータを収集し、電力網の状態監視を行う。したがって、スマートグリッド技術においても重要な機器の一つとして注目されており、その設置台数は欧米・中国を中心に急速に増加している。PMUに関する総合的な仕様はすでに国際規格であるIEEE C37.118において定められているが、現在ではさらなる高精度化が求められており、PMUに関する計測アルゴリズムや校正手法に関する研究開発が盛んに行われている。そこで、本研究ではPMUを精度よく校正するための手法について検討するとともに、PMUの評価システムにおいて重要となるシャント抵抗器や変流器などの電流測定機器、および誘導分圧器の評価を行い、不確かさについて検討を行ったので報告する。