電気学会全国大会講演要旨
1-087
パルスストリーマ式乾燥空気原料オゾナイザを模擬した放電場における加熱と生成物の影響
◎松本宇生・貴島幸司・稲田陽一・生澤泰二・西嶋喜代人(福岡大学)
近年盛んに研究が行われているストリーマ放電を応用した排気ガス処理やオゾン生成では,通常,対象ガス流場へ放電を繰り返し重畳して処理行うため,気体加熱や生成物の影響は無視できないと著者らは考える.本研究では,大気圧下の乾燥空気ガス流場で正・負極性のインパルスストリーマを100から6,000 pulse/sec. (pps)の頻度で繰り返し発生させ,各繰り返し頻度における電極近傍の気体温度や生成物であるオゾン及び副生成物(NOx)濃度を観測し,それらが放電に及ぼす影響を調査した.その結果,繰り返し頻度の増加に伴う気体温度上昇や生成物濃度の増加が進むことによって,放電形態に変化が生じ,生成オゾン濃度は次第に飽和傾向を示し始めた.