1-083
プラズマ切断トーチにおける外部磁場印加によるダブルアーク現象の解明
◎片田優介・伊藤 毅・上杉喜彦・田中康規・石島達夫(金沢大学)・山口義博(コマツ産機)
磁化鋼板を切断すると,磁化鋼板からの漏れ磁場に起因した異常放電であるダブルアーク現象が発生する。本研究では,プラズマ切断トーチへの外部磁場印加実験を行い,このダブルアーク現象を再現した。そしてダブルアークが発生する磁場強度のアーク電流およびプラズマガス流量依存性を求めた。その結果,アーク電流が大きく,プラズマガス流量が小さいほど,磁場の影響を受けやすくなり,小さい磁場強度でダブルアークが発生することがわかった。さらに,得られた依存性が実際の切断時にも適用できるのかを確認するため,鋼板に磁石を取り付けて磁化を模擬した磁化鋼板のプラズマ切断実験を行い,ダブルアーク発生の有無と切断不良の有無を確認し,プラズマ切断トーチへの外部磁場印加実験と同様の傾向を得た。