電気学会全国大会講演要旨
1-077
CFRPを用いた次世代航空機雷撃試験におけるスパーク現象評価への光学測定技術の適用
◎松下敬一郎・山口裕貴・大塚信也(九州工業大学)・西 孝裕樹・津端裕之(富士重工業)
現在、軽量で強い機械的強度を有するCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を用いた次世代航空機の開発が行われている。CFRPにファスナと呼ばれる金属製ボルトが取り付けられている場合、雷撃時にファスナ周辺でのスパーク発生は認められない。そのため、雷撃試験において、スパーク発生の検出と評価技術が求められている。筆者らはこれまで、放電発光の強度波形から放電のエネルギー評価技術を検討しており、この技術の航空機雷撃試験への適用を検討している。 本論文では、本技術を航空機雷撃試験の規格であるSAE規格に準拠した試験に適用し、ファスナを有するCFRP試料に直撃雷を模擬した雷インパルス電流を通電し、スパーク現象の検出とそのエネルギー評価を行った。