電気学会全国大会講演要旨
1-074
空気中不平等電界下における2次ストリーマチャネル加熱型絶縁破壊機構
堀田克輝・◎北村卓也・小島寛樹・早川直樹(名古屋大学)・柳田憲史・加藤達朗・六戸敏昭(日立製作所)・大久保 仁(名古屋大学)
空気絶縁技術の高度化のためには,空気中不平等電界下における絶縁破壊機構,およびその決定因子を明らかにする必要がある.今回,大気圧の乾燥空気中に針-平板電極を取り付け,針電極に正極性標準雷インパルス電圧を印加した場合に,2次ストリーマによって両電極間にチャネルが形成され,それが加熱されて絶縁破壊に至る機構を検討した.このとき,絶縁破壊に向けて電流が上昇に転じる時点において,残留チャネルの平均的な導電率を実験的に求めた.ここで求めた導電率はいずれもアーク転移領域にあり,残留チャネルの導電率が上昇してアーク転移し,絶縁破壊に至ると考えられる.