電気学会全国大会講演要旨
1-068
ウェーブレット解析による低SN比信号からの部分放電パルスの抽出
◎長場大地・松本 聡(芝浦工業大学)
中性線接地された三相交流試験装置を用いて部分放電を発生させた。またループアンテナを用いて中性線の電流から部分放電信号の測定を行った。測定の結果SN比が低く雑音の多い部分放電検出が難しいデータが得られた。この信号に対して離散ウェーブレット変換を適用した。解析には数値計算ソフトMATLABを使用した。また、基底関数にはDoubechies8関数を用いた。離散ウェーブレット解析によって得られた波形に対してスレッシュホールド処理を行い、部分放電パルスのみを抽出した再構成波形を得ることができた。よって低SN比信号からの部分放電パルスの抽出に関してウェーブレット解析が有用な方法だと考えられる。