電気学会全国大会講演要旨
1-047
円筒状リアクタを用いた気液界面放電によるLASの分解
◎大川友和・赤峰修一・市來龍大・金澤誠司(大分大学)
水面上放電により生成されるヒドロキシラジカル(OHラジカル)は高い酸化力をもち、ダイオキシン類、抗生物質などの有機化合物の処理にも有効である。 本研究では、放電と処理溶液を効率よく接触させる気液界面放電を採用し、処理溶液をリアクタ内で循環させる円筒状リアクタを用いて、難分解性物質である直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)の分解実験を行った。 バリア放電が発生している領域において石英管のリアクタ内壁を水は膜状に放電領域を通過して処理が行われる。結果は、30分の処理で放電単独では約80%の分解率を得られた。オゾン単独の注入では25%の分解率であり、放電にオゾンを加えた場合の重畳効果は見られなかった。