電気学会全国大会講演要旨
1-032
弱電離気体プラズマの解析(CXII)-パックトベッド放電によるバイオガスの脱硫
◎高橋一弘・佐藤孝紀・伊藤秀範(室蘭工業大学)
パックトベッド放電を用いてN2希釈した模擬バイオガス(N2:CH4:CO2:H2S = 50:30:20:0.15 %)およびCH4をN2で置換したガス(N2:CO2:H2S = 80:20:0.15 %)を循環処理したときの脱硫特性を調査した結果を述べている。H2Sの濃度は,注入エネルギーの増加に対し,CH4を含まないガス組成では単調に減少し,CH4を含むガス組成においては,減少した後,一定値となる傾向を示した。これは,H2Sの分解によって生じるS原子やSを含むフラグメントがCH4に含まれるH原子と反応し,H2Sが再合成されるためであると考えられる。