電気学会全国大会講演要旨
1-022
ボクセルモデル用表面電荷法による不均質異方性導電体内電界計算法の検討
○濱田昌司(京都大学)
ボクセルモデルのボクセル壁面を正方形面要素とみなし、表面電荷法と分極モーメント法との併用によりラプラス場を計算する手法を整備してきた。今回は不均質な異方性導体中の電界計算を取り扱う。階段形状近似誤差に起因する境界近傍場の乱れを緩和するため、境界近傍で電界平滑化の後処理を施してきたが、不均質異方性媒質用の平滑化手法について検討しEとJの両方の平均を考慮する方式を考案した。解析対象として、人体頭部拡散テンソル画像から導電率テンソルを簡易推定して、至る所で不均質な異方性導体モデルを作成した。一様AC磁界を印加して誘導電界を計算し、考案した境界近傍電界平滑化手法を適用した結果、良好な平滑化結果を得た。