電気学会全国大会講演要旨
6-322
高ガス圧におけるドライエアの絶縁特性(その3)-絶縁スペーサ沿面の異物付着時における雷インパルス破壊特性-
◎何 志賢・宮下 信・伊藤弘基(三菱電機)
現在、環境負荷が大きい為SF6の代替研究が盛んに進められている。その中でこれまで、準平等電界におけるドライエアの絶縁特性について調査してきた。SF6ガス適用のGISでは金属異物混入時に絶縁特性が低下することが知られており、ドライエアを適用した機器においても金属異物が混入した場合の絶縁特性を把握することが重要である。 そこで今回、絶縁物の沿面に異物が付着した場合の雷インパルス破壊特性についてそれぞれ調査し、SF6ガス中での特性と比較検討した。