電気学会全国大会講演要旨
6-309
240kVガス絶縁開閉装置の更新
◎川崎政之・宮本稔久・八田万幸樹・青山高庸(日本AEパワーシステムズ)・高田哲也・鶴田直也・西原賢二・出口哲郎(九州電力)
ガス絶縁開閉装置(GIS)が日本で初めて導入されてから既に40年を経過しており,メンテナンス費用が増大する高経年機器も現れている。九州電力川内発電所240 kV GISは,運転開始から約38年を迎えており,今後のメンテナンスの省略化と予防保全の観点から,現在,最新形フルGISへの更新工事を実施中である。 今回はその工事の概要と,既設機器の運転実績から考慮した設計配慮事項と更新工事における既設機器の停止時間極小化のための設計配慮事項について報告する。