電気学会全国大会講演要旨
6-308
550kVポリマブッシングの健全性確認試験
髙田博和・古本嘉治・納原俊男(北陸電力)・◎鴨志田真一・八田万幸樹・大林 顕(日本AEパワーシステムズ)
近年,日本国内においても,変電機器へのポリマブッシング適用が拡大している。ポリマブッシングの性能検証に関しては,国内でも多々報告されているが,国内最高送電電圧550kV級における実器運用中の調査事例は少ない。 今回は,国内550kV系統への実器適用としては最も早い事例の1つである,北陸電力南福光変電所の550kV GISにおいて,据付から7年3ヶ月目のポリマブッシングに対し,健全性確認試験(水分量/撥水性/漏れ電流/表面汚損度)を実施し,健全性確認および劣化評価を行った。