電気学会全国大会講演要旨
6-287
突入電流が真空バルブに与える影響
◎関森裕希・関 経世・捧 浩資・草野貴史(㈱東芝)
近年、真空バルブの使用方法が多様化してきている。特に、コンデンサバンクの開閉等の投入時に過大な突入電流を伴う使用方法や多数回の電流開閉を要求される使用方法も増加している。 今回、上記用途の真空バルブ適用のための基礎実験として、接点材料をパラメーターとし、突入電流に対する溶着引き外し力、及び、多数回開閉に伴う溶着引き外し力の推移を調査した。その結果、いくつかのの有用な知見を得たのでここに報告する。