電気学会全国大会講演要旨
6-252
スマートメータシステムの開発 -コンセントレータ-
◎飯田信吾・土屋武彦・小林崇裕(東芝)
電力供給側と電力需要家を双方向通信で結び、発電と負荷を制御するスマートグリッドの構築が各国で徐々に進みつつある。スマートグリッドの重要な要素として、スマートメータシステムがある。スマートメータシステムのAMI(Advanced Metering Infrastructure)は、エネルギーの計量機能と双方向通信機能を備えたスマートメータ、メータデータコンセントレータ、メータデータ管理システム(MDMS)、およびそれらを繋ぐ通信網で構成され、遠隔検針、遠隔開閉器制御、電力消費量の「見える化」などを実現する。東芝はAMIの通信網として有望な方式の1つである“無線メッシュネットワーク”を採用し、各スマートメータシステムの装置を開発した。