電気学会全国大会講演要旨
6-231
テレコンの高信頼化
◎小原裕正・青木茂幸・竹ノ内孝一(東芝)
テレコンはライフサイクルが10〜20年程度であり、運用が終了するまではほぼ無停止で使用されるため、高い信頼性が求められる。 特に小規模監視制御システムではテレコンを多重化しない場合が多いため、テレコン単体の信頼性を確保することが重要である。 このような背景から、東芝は高信頼性テレコンeTC-Sを開発した。 eTC-Sには部品点数削減、自己診断機能の強化、ライブラリの構築、NPRタスク管理などの高信頼化技術を適用し、信頼性を高めた。 シングル構成の監視制御システムにeTC-Sを適用することによって、信頼性の高い監視制御システムを構築することが可能となる。