電気学会全国大会講演要旨
6-218
Experimental results of reactive power control with virtual synchronous generator control
◎新帯俊信・三浦友史・伊瀬敏史(大阪大学)
インバータ連系の分散電源に同期発電機の特性を持たせる、仮想同期発電機(VSG)制御が提案されている。VSGは動揺方程式を解いて電圧位相指令値を決定することにより、有効電力制御を行う。これまでの研究で、このVSG制御において、電圧振幅指令値を制御することで、無効電力制御を行うことを提案した。本稿では、ドループ制御を用いて、負荷に合わせた無効電力出力を行う制御を実験により検証した。その結果、ドループ特性を持たせた電圧・無効電力制御ができることが確認された。