電気学会全国大会講演要旨
6-214
ガスタービン発電設備の軸ねじれ振動
○杉本和繁・澤田正志・進藤裕司(川崎重工業)
ガスタービン発電設備において系統事故等により発生する軸ねじれ振動現象を解析する技術を確立するため、ガスタービン発電設備を模擬した実験装置を製作し、短絡試験等で発生する軸ねじれトルク計測結果と、同条件でシミュレーションし、シミュレーション精度を検証した結果を報告する。さらに、ガスタービン発電設備と無停電電源装置等電力変換装置負荷を接続した場合に発生するSSTI(SubSynchronous Tortional Interaction)について、模擬装置にUPSを接続し、軸ねじれ振動の発生状況を確認すると共に、シミュレーションで振動現象が再現されることを確認した。