電気学会全国大会講演要旨
6-211
自励型変換器とタービン発電機接続による軸ねじれトルク解析
壹岐浩幸(富士電機)・◎田島広樹・瓜生芳久(成蹊大学)・渡邊政幸(九州工業大学)
直流送電設備(HVDC)や大容量可変速ドライブ装置(VSD)等の直流変換装置近傍に発電機が接続される場合,タービン・発電機の機械軸系に対する軸ねじれトルク振動の問題が存在するといわれ、その現象はSSTI(Subsynchronous Torsional Interaction)と呼ばれる。SSTI によってカップリングや軸にダメージを与える恐れがあることは多くの文献で紹介されている。 本論文では,「自励型変換器とタービン・発電機が連系した時の機械軸系に対する軸ねじれトルク振動」を対象とし、実測データ分析とEMTPシミュレーションを用いた軸ねじれトルクの解析結果を報告する。