電気学会全国大会講演要旨
6-204
クラスター型地域ネットワークの連系と協調運用による供給信頼度向上の検討
◎宮口祐貴・奥瀧乃梨子・野澤龍大・樋田祐輔・横山隆一(早稲田大学)
近年、地球温暖化や化石燃料の枯渇等の対策として、風力発電・太陽光発電といった再生可能エネルギーを用いた分散型電源が注目されている。また、日本では、震災の影響で原子力発電のあり方が再議論されている。今までは安定性、環境生、経済性を考慮した電源のベストミックスが求められていたが、震災後は上記3つに加え、安全・安心な電源が重要視されている。このような流れの中で、新たな電源のベストミックス、新たなエネルギーシステムが求められるようになってきた。 本稿では、新しいエネルギーシステムの有効性について焦点を当てる。太陽光発電・ガスエンジン発電機・蓄電池を導入した地域の需要種別の連系方法について分析する。