電気学会全国大会講演要旨
6-180
太陽光発電出力変動抑制のためのキャパシタ導入による蓄電池容量削減効果の考察
◎渡部 亮・伊藤悠希・樋田祐輔・横山隆一(早稲田大学)・伊庭健二(明星大学)
太陽光発電の出力は天候によって変動するため、電力系統にさまざまな問題が起こることが懸念されており、その対策として電力貯蔵装置が注目されている。さらに、昼間の余剰電力を需要ピーク時間帯にエネルギーシフトすることも可能である。しかし、コストなどの課題が残っており、用途に応じてキャパシタはkW容量、蓄電池はkWh容量など特性にあった貯蔵装置を選ぶことが望ましい。本研究では、蓄電池とキャパシタの併用により、太陽光発電出力の出力変動抑制ならびにエネルギーシフト運用を行った時の適正蓄電池容量について定量的に評価を行う。