電気学会全国大会講演要旨
6-175
小型風力発電機の簡易MPPT制御過渡特性
◎山田隆志・林 和彦(名城大学)
風力エネルギーを最大限利用する方法として風力発電機の簡易MPPT制御系の過渡特性について検討する。MPPT制御法として2つの条件がある。1つは風速Vと負荷抵抗Rの積が一定であること、もう1つは風力発電機の出力電圧が風速に比例することです。この2つの関係から出力電圧と出力電流の関係が成立する。この関係から最大出力点追従制御が可能となります。MPPT制御システムの構成として昇圧チョッパの出力電圧が150Vになるように制御しています。整流器の出力電圧を乗算器で2乗した値と出力電流をK倍のゲインで掛け算した値の偏差が0になるようにPI制御します。