電気学会全国大会講演要旨
6-148
系統運用に貢献する用途別電気自動車の充電制御
◎伊藤朋央・岩船由美子・池上貴志(東京大学)・日渡良爾(電力中央研究所)
温室効果ガスによる地球温暖化に対する解決策の1つとして、運輸部門においては電気自動車(EV)に注目が集まっている。EV普及時には、電力需要が増大し電力系統運用時の燃料費が増加するため、系統側にとっては燃料費の増加を抑制する必要があるといえる。本研究では、年間の燃料費を最小とするようなEVの充電制御を非線形計画問題を解くことにより求め、その充電制御について評価を行うことを目的とする。