電気学会全国大会講演要旨
6-147
風力発電導入量増加のためのPHEVの充電制御手法の提案
◎木暮洋介・熊野照久(明治大学)
風力発電はクリーンな再生可能エネルギーであるが、出力が天候に左右されるため不安定な電源であり、その導入量は制限される。一方、HEV(Hybrid Electric Vehicle)の蓄電池を大型化した車のPHEV(Plug-in Hybrid Vehicle)が注目を集めている。数十キロメートルの電気走行を可能とし、家庭用電源からの充電を可能としたものである。 本研究では、この充電制御手法を提案する。これにより、風力発電出力変動による電圧変動を緩和させ、風力発電導入可能量増加を目指す。