電気学会全国大会講演要旨
6-142
分散型電源導入系統におけるEVの充電を活用した負荷平準化
◎二宮貴之・坂 斉典・雪田和人・後藤泰之・一柳勝宏(愛知工業大学)・後川知仁・廣瀬圭一(NTTファシリティーズ)・太田拓弥・奥井芳明(山洋電気)
地球温暖化の防止に伴い,自然エネルギーを用いた発電方式の分散型電源を活用したスマートグリッドやマイクログリッドの普及が考えられる。また,自動車業界においても、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV )が市場投入されはじめている。このEVやPHVにおいては,蓄電池を搭載しているため,給電方法や蓄電池の活用方法に関して様々な提案がなされている。 そこで本論文では,これまで開発してきたパラレルプロセッシング方式を用いた給電方式を実施した分散型電源導入系統において、EVの充電を制御することによって得られる負荷平準化を実施した。