電気学会全国大会講演要旨
6-139
リチウムイオンキャパシタを備えた太陽光発電装置
○小柳 薫・樋田祐輔・伊藤悠希・吉見浩一郎・横山隆一(早稲田大学)・猪口正幸・毛利忠晴・江口純一(アドバンスト・キャパシタ・テクノロジーズ)
太陽光発電の今後の導入拡大が期待されているが、そのためには解決すべき課題がある。 (1)逆潮流による電圧上昇 (2)大量導入時の余剰電力対策 (3)天候変化に伴う短時間的出力変動 (4)大量導入時、特に離島などの小規模自立系統における系統周波数調整能力不足太陽光発電装置に小容量の蓄電装置を組み込むことで、(3)〜(4)の対策の可能性がある。著者らはリチウムイオンキャパシタを有する一般住宅向け新型太陽光発電装置により、上記(3),(4)の対策を検討した。