電気学会全国大会講演要旨
6-130
PVアレイ配置検討のための日射影による出力影響評価
◎伊藤悠希・渡部 亮・樋田祐輔・横山隆一(早稲田大学)
太陽光発電は大規模発電所や工場・ビル屋上等、限られた敷地面積への導入が進められているが、発電量・設置面積等の総合的評価により効率的なアレイ配置が求められる。一般的な設置条件としては、年間を通して影の影響を避けるようなモジュール設置間隔の選定が考えられるが、敷地面積の効率的活用の観点から考えると必ずしも適正な設置間隔であるとは言えない。そのため、本稿では、影の影響を受けたPVアレイ配置条件を検討する上で必要とされる太陽電池出力への影が及ぼす影響実測結果について報告する。