電気学会全国大会講演要旨
6-129
負荷周波数制御に貢献する太陽光発電システム出力制御に関する一検討
◎河合一憲・加藤丈佳・鈴置保雄(名古屋大学)
太陽光発電システム (PVS) が大量に導入された場合,系統発電機側から見たみかけの需要が減少し,これに伴い負荷周波数制御 (LFC) 等を行う電源容量が減少する。LFC容量不足を補う方法の一つとして,個々の PVSにおいても需要変動に対して出力制御を行うことが考えられる。本報では、筆者らが提案している周波数変動に応じたPVS出力の制御手法について概説し,この手法において用いられる出力抑制制御の動作例について示す。