電気学会全国大会講演要旨
6-111
横浜国大における震災前後の節電行動の概要と需要分析
◎三谷圭広・辻 隆男・大山 力(横浜国立大学)
東日本大震災の影響に伴う原子力発電所の停止により、我が国は昨夏に、計画停電や電気事業法第27条による電力使用制限の発動などを経験した。供給力不足は依然として深刻な状況にあり、安定な電力供給を継続するために今後も需要家の節電行動が重要となる。 本稿では、需要家の節電行動の在り方の検討に資するために、昨夏における本学の節電行動の概要を紹介すると共に、電力需要の分析結果の一端を紹介する。具体的には、震災前後における本学の電力需要の動向を比較することで、電力需要の特徴および節電行動の結果を議論するものである。