電気学会全国大会講演要旨
6-099
アフィン演算を利用した潮流計算
◎柳田将臣・石亀篤司(大阪府立大学)
通常の最適潮流計算では,ある断面における系統状態でしか検討をおこなうことができないため,時々刻々と変化する系統状況を考慮することができない。 本稿では負荷や分散型電源の出力といった,値が変動する要素の不確実性を,上限,下限を持った区間で表現する。このような区間を扱う計算手法としてアフィン演算を利用する方法を検討する。