電気学会全国大会講演要旨
6-017
日射量推定のための気象衛星ひまわり画像の位置精度に関する一考察
○瀧川喜義(四国総合研究所)
太陽光発電は天候に依存して出力が変動するため、大量に導入されると電力系統の運用等に影響を与えることが懸念される。そこで、我々はPVの出力を日々の系統運用における計画や制御に的確に組み込み安定運用が図れるよう、その出力を精度よく予測するシステムの開発を進めている。本システムでは予測モデルの作成や予測結果の精度検証等に必要なPV出力の実績値を気象衛星ひまわりの雲画像や日射計測値を使って換算している。 ところが、気象衛星ひまわりの画像は衛星の姿勢制御等による位置ずれが発生することが知られている。そこで、気象衛星ひまわりの画像の位置精度ついて検証を行った。