電気学会全国大会講演要旨
6-014
太陽光発電大量導入時を想定した太陽光発電出力推定手法の検討
◎平田飛仙・今村 誠・高山茂伸・撫中達司(三菱電機)
太陽光発電大量導入を想定し、太陽光発電出力の実績値が計測できない場合に対して適用可能な出力推定手法を提案した。提案手法は、日射量から推定される太陽光発電出力パターンと、系統負荷として計測可能な負荷実績を用いて、パターン分類手法により類似日の選択および電力需要パターンの推定を行うことを特徴としており、太陽光発電出力の実績値を未知とした場合においても、電力需要モデルに関する事前知識なしに太陽光発電出力が推定可能である。また、工場における実データによる評価にて提案手法の実現可能性を確認した。