電気学会全国大会講演要旨
6-003
電力需給解析のための全国風力発電量データの収集と分析
○荻本和彦・池上貴志・片岡和人(東京大学)・斉藤哲夫(日本風力発電協会)
再生可能エネルギーの利用で大きな導入量が期待される風力発電の発電特性は風況の変化に伴い大きく変化する。これらの変動は、電力システムにおいて不可欠な需給バランスの調整を困難にすることから、その対策は最大の課題となる。風力発電の大量導入時の電力システム全体の需給調整の課題解決を目的とする電力需給解析モデルのための風力発電の変動特性の基礎データの検討として風力発電の変動モデルを作成した。